猫を飼い始めると幸せホルモンが出て毎日の暮らしが楽しくなる

猫を飼う前は、「幸せになりたいから猫を飼いたい!」と思って猫を家に迎い入れたわけではないのですが、結果的に幸せや安心感を猫たちからもらっていると感じています。

とはいっても、いつもは猫をなでたり、見ていたりするだけなのですが、それが幸せホルモンが出るきっかけになり、幸せ感や安心感につながっているらしいのです。

その理由として、猫と暮らし始めると幸せや癒しを感じるホルモンが出ることが関係していて、僕のうつ病から立ち直った理由にも関わっているのかなと思いました。

猫を飼い始めると3つのホルモンが出る。そのホルモンとは?

猫を飼い始めると意識しなくても自然と出てくるホルモンは3つあります。それは

・幸せホルモン(セロトニン)
・愛情ホルモン(オキシトシン)
・脳内麻痺(ベータ・エンドルフィン)
です。
これらが脳内で出ることで、人が感じる幸せ感や安心感につながります。

幸せホルモン(セロトニン)とは?

幸せホルモン(セロトニン)は「快楽ホルモン(ドーパミン)」と「怒りホルモン(ノルアドレナリン)」を抑えてくれる働きがあるのです。

快楽ホルモン→テンションを高めてくれ、集中力やモチベーションに関わる
怒りホルモン→興奮させてくれるほか、不安や恐怖に関わる
しかし、この二つのホルモンは人にとっては、欠かせないものです。
なければ、感情表現が乏しくなったり、スポーツで熱中することもできないですが、多すぎると寝れなくなったり、無気力になったりします。
ストレスを感じるとノルアドレナリンがたくさん出てしまいます。これをそのまま放置すると、僕みたいにうつ病になるといわれてます。
そんな風にならないように、2つのホルモンのバランスを保ってくれて、感情を安定させ、落ち着かせてくれるのが幸せホルモン(セロトニン)の役割です。

愛情ホルモン(オキシトシン)とは?

悲しいことがあってから、何となく調子が悪いといった経験ないですか?
調子が悪いという原因の1つに「ストレスホルモン(コルチゾール)」が関係しているかもしれません。

元々は、人の代謝に関わるホルモンなのですが、ストレスがかかりストレスホルモンが出すぎると、免疫力が低下して風邪をひきやすくなったり、血糖値も上げてしまうので、糖尿病や動脈硬化の原因にもなることもあります。

そのストレスホルモンを出しすぎないようにしてくれるのが、愛情ホルモン(オキシトシン)の役割です。

・脳内麻痺(ベータ・エンドルフィン)とは?

マラソンや筋トレをしている人にありがちで、「しんどいのによくやるよなー」と友達に言ったことがあって、「確かにしんどいけど、やり切った後はすごい満足感ある」って言っていたのですが、それが脳内麻痺(ベータ・エンドルフィン)の作用です。

僕みたいにマラソンや筋トレをしてない人にっては全然わからない感覚ですが、仕事をやり切って、明日休みや!っていう幸せ感に似ていると思います。

辛いことを乗りっ切った満足感や幸せ感を感じているときは脳内麻痺(ベータ・エンドルフィン)が出ているといえます。

猫と暮らして3つのホルモンを出すにはどうしたらいいか?

結論からいいます。それは、猫と普通に暮らすだけそれだけです。
ほんとにそれだけ?と思うかもしれませんが本当にそれだけです。

では、具体例を紹介しましょう。

幸せホルモンは「早寝早起き」と「リズム運動」が重要

猫は自分でご飯を用意することができません。でもおなかは空きます。じゃあどうするか?飼い主さんに「お腹すいたー!ごはんをおくれー!」とニャーと鳴いておねだりされます。

猫の方が、人よりも体内時計がしっかりしているので、休みの日でもお構いなしに鳴きます。

そんな姿もかわいいので、起きてご飯を上げるので確実に朝の生活習慣はよくなりますし、「お昼まで寝てしまった」と罪悪感に悩ますこともなくなります。

ご飯をあげた次は「遊んでー」とせがまれます。
猫との遊びの定番、猫じゃらしを使って遊ぶのですが、これが「リズム運動」になるのです。

猫は、横切るのを追う習性があるので、猫じゃらしを左右に振ってあげると追いかけるのですが、この遊びの中で、自分自身もリズム運動をしているといることになるのです。

猫をなでると愛情ホルモンがでて、お互いが癒される

愛情ホルモンは、猫なでるとなでた感触が脳へといき、ホルモンが出てきます。また、なで続けていたいという気持ちにさせてくれますし、幸せホルモンを出すように促してくれるので、

猫をなでる→愛情ホルモンがでる(ストレスが緩和)→幸せホルモンがでる(心が落ち着いて、幸せを感じる)→またなでたくなる…

といったループができるのです。
また、ゴロゴロと猫の方も落ち着いてないてくれたり、信頼の証として手をペロペロとなめてくれるので、癒しや幸せ感をより感じますし、この猫の行動は猫自身も喜んでいるときなので、お互いに癒しあっているのです。

ほかにも、
僕は「疲れたなー」とストレスを感じているときは、布団に入ってゆっくりしているのですが、そういう時によく猫たちがお腹の上にのってのんびりしていたり、すりすりとしてくれたりします。

疲れているとき、ストレスが溜まっていて元気がない時、声のトーンや表情を読み取って、「元気出して」とそばにいてくれているのかなーと思います。

 猫を眺めるだけで、脳内麻痺(ベータ・エンドルフィン)はでて、幸せを感じる

新垣結衣さんを見たり、西野七瀬さんをみてかわいいなーと思ったり、好きな人とデートをしているときに、楽しい気持ちになったりすることありますよね。
(個人的に新垣結衣さんと西野七瀬さんは好きです)

かわいいなー、楽しいなーと考えているときにはすでに、脳内麻痺(ベータ・エンドルフィン)は出ているので、なにもマラソンや筋トレをする必要もないのです。

ですが、はやり画面上や写真上よりも、実際に猫を飼うほうが臨場感がありますし、猫を暮らしていると愛着がどんどんわいてくるので、一緒に遊んでいるときやご飯を食べている姿などを見るとホルモンはでるので、より幸せな気持ちになるのです。

猫と暮らせば感情をコントロールでき、毎日幸せな生活が送れる

猫と暮らし、かわいいなーと思いながら、遊んだり、なでたり、お互い疲れているのなら、猫のそばで寝るといった、猫を飼っている人なら当たり前の日常なのですが、そうすることで、幸せを感じるホルモンは出ます。

これが、猫がいやいや付き合っているのであれば、考えモノですが、猫も喜んでいることが分かればお互いにいい関係を築けるのではないでしょうか?
(そもそも、猫は好き嫌いがはっきりしているので、嫌なら引っ掻くか噛みます)

まだ猫を飼っていなくて迷っているのであれば、きっと素敵な毎日を送ることができると思いますよ。