彼氏・彼女の猫が自分になついてくれなかったり、反対に自分の飼っている猫が恋人になつかなかったりすると、どうしたらいいのか悩むと思います。
同棲しようと思っている人はこれから一緒に暮らして過ごしていく家族になるわけですから、猫との関係も良くなりたい・良くなってほしいなと思いますよね。
でも、猫は基本的に警戒心が強いから、すぐに仲良くなれなくて当たり前なので安心してください。
僕も友達の猫、白猫ユキくんに元野良猫というのと、男性というのもあって半年以上警戒されつつけていました。
少し近づくだけで引っ搔こうとしてきたり、シャーと威嚇もしょっちゅうでしたが、
まだ完全に心を開いてくれたわけではないけど、今ではご飯もあげれるようになったり、飼い主が抱っこしている時は、頭を撫でることもできるようになりました。
今回は僕が人の猫と仲良くなるために実践してきた方法を紹介します。
目次
猫と距離をとって、警戒されないようにする
猫と距離を縮めるために距離を取るの?って思ったかもしれませんが、間違いではなく距離を取るのです。
ねこは縄張り意識が強いので、心を許した人じゃないと自分のテリトリーに入れません。
猫同士でもあるように、猫の居場所や自分を守るために、知らない猫がテリトリーに入ると敵が来たと警戒して追い返そうと攻撃をすることと一緒なのです。
なので、まずは近づくのをやめて、猫に遠目から自分の様子を伺わせてあげましょう。「何もしない人かな?」と少しは警戒心が緩むと思います。
距離を取っているときは、本を読んだりして、あまり動かず静かに過ごしてみて下さい。
ゲームもして過ごすのもいいのですが、イヤホンはつけた方がいいかも
PUBGなど、音が大きいと猫もびっくりして警戒することにつながる可能性があるので…。
猫から来るのを待って、匂いを覚えてもらって警戒心を和らげてもらう
猫に構わず、静かに過ごしていることで猫も「あ、この人は大丈夫なのかな?」と思ってくれるようになると思います。
そしたら、猫は好奇心旺盛なので、あなたor彼氏彼女という新しい存在には必ず興味を持って匂いをかぎにくると思います。
「猫の方から近づいてきた!」と嬉しくなると思いますが、ここもぐっとこらえましょう。
ここで猫の方に近づくと「やっぱり何かしようとしてるな」と察知して逃げてしまい、警戒されてしまいます。
なので、猫の方から近づきてきても「勝手に匂い覚えてくださいな」と静かに過ごして、猫に匂いを覚えてもらいましょう。
内心、来てくれて嬉しいんですけどね!
匂いを覚えてもらうことで、この人は見たことがあるとあなたを覚えてくれるきっかけになります。
おやつをあげたりおもちゃで遊んで、仲良くなる
猫は警戒心があるものの、ご飯をくれたり遊んでくれる人には好意を感じてくれます。
なので、おやつをあげたりめいいっぱい遊んであげましょう!
遊び方は、猫の一人遊びできるボール系よりは定番の猫じゃらしなど人がコントロールできるものを選んで遊んであげるといいですね。
おやつも、ドライフードよりはちゅーるみたいなある程度長さのあるもの方が始めは食べてくれたり、誤って怪我をすることも少ないと思います。
慣れてきたらカリカリなどの固形のドライフードを手のひらの上に乗せて、1粒ずつ食べさせてあげてみてください。
僕は猫の健康面を考えて、モグニャンというドライフードをおやつ代わりにあげていました。
注意として、
猫によっては気に入らないおもちゃやそもそもあまり遊ばない猫。好みのおやつなどあると思いますので、飼い主さんに聞いてくださいね。
おやつのあげすぎにも気をつけてください。
飼い主に抱っこしてもらって、後ろから撫でてあげましょう
いよいよふれあいです。前から触ろうとすると「なにするんにゃー!」と猫パンチを食らったので、飼い主に抱っこしてもらって、後ろからなでるように最初はしていきました。
それだと猫は「あれ?飼い主になでられてるけどいつもと感じか違うし、匂いも違う。でも気持ちいいにゃー」となります。
なでられている最中に手の方を見るとあれ、僕だったということに気づくのですが、猫パンチや嫌がられることなくそのままなでることができたんです。
頭から慣れていって徐々に首元もなでてあげると猫も気持ちよくて喜びますよ。
ストローを使って猫と仲良くなる
これは僕が考えた方法なんですが、とっても猫にとって評価が良かったので紹介します。
用意するのはストローだけで、手順は
1、ストローの折れ曲がる方(折れ曲がるタイプでなければどっちでもよい)に自分の匂いをつけるように手でストローを握ってこする。
2、匂いをつけたら、猫に近づけてまずはストローの先端の匂いをかいでもらってあいさつをする。
3、あいさつが終わったら、そのままストローで頭をなでたり、首元を撫でたりしてあげる
これだけです。
ストローを使うことで、匂いも覚えてもらえますし、ある程度距離感も保てるので仲良くない時にはお互いに良いと思います。
これを実践したら
これからの
少し表情が緩んで
ゴロンするようになりました。
瞬きをする、ゴロンするのは信頼している証ですよ!
ぜひ試してみてください!
もしも噛まれたり引っかかれたりして怪我をした時の対処法
猫と関わって怪我をした場合、猫にパルトネラ菌という菌がいることがあるので、しっかりと水道水でいいので、水で洗い流しましょう。
傷口にゴミや毛がある場合は、きちんととってくださいね。
ただの怪我なら水洗いして絆創膏を貼るだけで基本時には済みますが、上にも書いた通り、病気の原因になる菌を持っていることがあるので、
少しの傷でも傷が深かったりするので、アルコールなどでしっかりと消毒してください。
時間をかけて猫と仲良くなっていきましょう
猫と仲良くなるには、
・怖がらずに接すること
・猫のペースで時間をかけて仲良くなっていくことが大切です。
猫の性格によっては、臆病な猫もいるので早く仲良くなりたい気持ちはわかりますが、猫のペースに合わせた方がお互いに良いと思います。
僕もユキくんと仲良くなるのに、今回紹介した方法でも1年ほどかかってようやくご飯をあげたり、一人でなでられるようになりました。
顔の表情も
最初はこんな感じでブスッとしていましたが
一年後はこんな感じと、引っかかれたり噛みつかれたりして腕が腫れたこともありますが、
とっても表情が柔らかくなりました。
行動も威嚇するどころか写真のようにそばでお利口さんに座ってくれています。
一年かかったりましたが、これはあくまで僕のユキくんの場合であって、あなたと猫はもっと早いかもしれませんよ。
気長に猫と仲良くなってくださいね。寄り添った分きっと幸せが待っています。